道の駅「かみこあに」徹底ガイド|マタギの里・上小阿仁から男鹿半島を結ぶ秋田内陸の道
秋田県北秋田市上小阿仁村――「マタギ発祥の地」とも言われる阿仁地区の南端、上小阿仁に道の駅「かみこあに」は立っている。ブナの原生林に囲まれた深い山里で、かつてマタギたちが熊やカモシカを追った山岳地帯の息吹が今も残る。国道105号線を走れば、阿仁・角館を経て田沢湖へ続く「秋田内陸縦貫鉄道」と並走する、静かで味わい深いドライブルートが楽しめる。男鹿半島方面の観光情報とあわせて、秋田内陸の原風景を感じる一軒だ。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 道の駅 かみこあに |
| 所在地 | 秋田県北秋田市上小阿仁字小沢田120 |
| エリア | 男鹿・八郎潟 |
| 営業時間 | 9:00〜18:00(季節により変動) |
| 定休日 | 火曜日(祝日の場合は翌日) |
| 駐車場 | 普通車・大型車対応 |
| 温泉 | なし(近隣に阿仁温泉) |
| 主なアクティビティ | ツーリング・サイクリング・ドライブ |
男鹿・八郎潟エリアの魅力
男鹿半島の荒々しい日本海と、八郎潟干拓地の雄大な農業景観を抱えるこのエリアに、上小阿仁という山里の道の駅が含まれるのは意外に思えるかもしれない。しかし秋田内陸部から沿岸部への移動ルートとして国道105号・285号が機能しており、内陸の山岳美から海岸の絶景まで一本の旅で繋げられるのが秋田ドライブの醍醐味だ。
道の駅の見どころ
マタギの里の山の幸
上小阿仁周辺の山から採れる山菜・キノコ・山ぶどうなどが直売所に並ぶ。山深い集落で暮らす人々が採取した自然の恵みは、都市部では手に入らない希少な素材だ。熊肉の加工品など、マタギ文化を感じさせる珍しい食材も入手できることがある。
上小阿仁の農家野菜
標高の高い山間地で育った野菜は、昼夜の寒暖差によって糖度が高くなる。じゃがいも・かぼちゃ・大根など、素朴ながら旨みの強い野菜が揃う。
秋田内陸縦貫鉄道の旅情
上小阿仁の道の駅付近を走る秋田内陸縦貫鉄道は、ブナ林の中を静かに走るローカル線として鉄道ファンに愛されている。列車と並走するドライブも旅情があって楽しい。
道の駅「かみこあに」周辺の観光スポット
寒風山
男鹿半島の付け根に位置する溶岩ドーム。山頂は草原状で、眼下に八郎潟残存湖と日本海を見渡す360度の大展望台。上小阿仁から西に走れば男鹿エリアへのルートが開ける。
八郎潟
干拓によって生まれた広大な農地と碁盤の目の道路。平坦で走りやすく、サイクリングや農村ドライブに最適な風景が広がる。
入道崎
男鹿半島最北端の岬。白黒の灯台と北緯40度のモニュメントが立つ草原の岬は、日本海に沈む夕日の名所として知られる。
なまはげ
男鹿市に伝わるユネスコ無形文化遺産。なまはげ館では実物大の装束や仮面が展示され、年間を通じてなまはげ体験ができる。
男鹿半島ルート
上小阿仁から男鹿半島を一周する約80kmのドライブコース。日本海の荒波と入道崎・なまはげの里を巡るルートは、秋田沿岸ドライブの定番コース。
上小阿仁の山の体験と食
上小阿仁ではブナの原生林を歩くトレッキングコースが整備されており、マタギが歩いた山道を追体験する山歩きが楽しめる。春の山菜採り体験(ワラビ・ゼンマイ・たけのこ)、秋のキノコ狩り体験など、山里ならではの体験が揃う。地元のおかあさんたちが作る山の幸を使った郷土料理も旅の一食として最適だ。
道の駅「かみこあに」発着のおすすめ周遊ルート
半日プラン(山里散策コース)
かみこあに → ブナ林トレッキング → 山の幸ランチ → 農産物直売所
1日プラン(内陸〜男鹿半島コース)
かみこあに → 阿仁温泉 → 五城目朝市 → 寒風山 → 入道崎 → 男鹿温泉
2日間プラン(秋田内陸縦断コース)
1日目:かみこあに → 阿仁温泉 → 阿仁スキー場周辺 → 田沢湖方面
2日目:角館武家屋敷 → 田沢湖 → 乳頭温泉 → 秋田内陸縦貫鉄道体験
宿泊情報
現在、道の駅「かみこあに」周辺3km以内には楽天トラベルに登録された宿泊施設が確認できません。五城目・能代・大館方面の宿泊施設を拠点にするか、阿仁温泉郷の旅館を事前予約のうえ訪問するプランをおすすめします。楽天トラベルで秋田内陸エリアの宿を探す
こんな人におすすめ
- マタギの文化と秋田の山岳原生林に触れたい旅人
- 秋田内陸縦貫鉄道と並走するローカルドライブが好きなツーリングライダー
- 山の幸・山菜・キノコを採れたてで楽しみたいグルメドライバー
- 内陸の山里から男鹿半島の海岸まで変化の大きい秋田を縦断したい旅行者
まとめ
道の駅「かみこあに」は、マタギが歩いたブナの山里から、男鹿半島の日本海へ向かう秋田内陸ドライブの静かな出発点だ。山の幸と秋田内陸縦貫鉄道の旅情を楽しみながら走り、やがて視界が開けて八郎潟と男鹿半島が現れる瞬間が、この旅の最高のシーンになる。


